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大いなる幻影
DVD
メーカー ブロードウェイ
カタログ番号 BWD-1257
発売日 2003年07月25日
定価 3990円
| DVD | |
| メーカー | ブロードウェイ |
| カタログ番号 | BWD-1257 |
| 発売日 | 2003年07月25日 |
| 定価 | 3990円 |
| 提携サイト | 定価 | 価格 | 割引率 |
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ピックアップレビュー
黒沢清のSF映画
黒沢清の描く近未来は現実にすごく肉薄している。数多くある映画の中の近未来は実際に映画世界としては成立しているが、現実に即して考えてみるとそれは逸脱し暴走した妄想のように感じることが多い。そうした意味で多くのSF映画ではドラマが成立しにくく、主人公に与えられた命題の問題解決に多くの時間が費やされているように思う。一見本作を見ると全く物語が成立して内容に見える。なぜなら起承転結もない淡々とした主人公を取りまく生活がロングショットを多用した画面に押し込められているからだ。しかし実際21世紀を迎えた我々の生活を振り返ってみた場合、劇的に生活は変化しているだろうか?現在の我々の生活に内包しているのは実際には閉塞感やどうしようもない不安感ではないか?映画の中で海に流れ着く骸骨は遠くの国で今も続いている戦争を表しているようにも受取ることが出来る。劇的な変化やアカルイミライなんて存在しない。これこそが黒沢清が提示した未来の物語であり、他に類を見ないSFなのである。
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