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ブルックナー:交響曲第9番
アルバム / album
メーカー BMGメディアジャパン
カタログ番号 BVCC-34020
発売日 1999年05月21日
定価 2548円
| アルバム / album | |
| メーカー | BMGメディアジャパン |
| カタログ番号 | BVCC-34020 |
| 発売日 | 1999年05月21日 |
| 定価 | 2548円 |
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ピックアップレビュー
真の姿か、フェイクか
以前のケルン放送響やNDR響とのブルックナーは、どの曲もやや小ぶりでシャープな感じの演奏であったが、BPOとの一連のシリーズはテンポはゆったりめで構えの大きな演奏になっている。細部の彫琢も完璧でスケール雄大、まさに永く模範的演奏となるべき録音と思うし、世間的評価もそうなっている。だがどうしても違和感が残るのは私だけか。ここでのヴァントはじつに大巨匠然としていて、BPOに向かって「よそ行き」の顔をしているように思えるのだ。ヴァントはもともとスケールは小さめで、ギュッと凝縮された音楽をやるタイプの指揮者だと思う。その彼が最晩年のベームのような老化による生理的テンポの遅延を起こし、それが素顔の彼を知らないBPOに「誤解」されて、このような大演奏になったような気がするのだ。これをフェイクと言ったら言い過ぎだろうか。もしもかくしゃくとした昔のヴァントがこの演奏を聴いたら、不満を持つのではないか。もちろん結果として名演奏になったことを否定するつもりはさらさらないが、この演奏はヴァントのこの曲に対する「結論」ではないような気がしてならないのだ。
ブルックナー:交響曲第9番の収録曲リスト
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- 交響曲第9番ニ短調 - 第3楽章 - 00:00
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